「さて、これからどうするんだ?」
悪魔が問いかけます。


「僕達は彼とハロウィンパーティがしたくて来たんだ」

「いい考えだ。そのかわり天使には内緒だ、さっさとお菓子を集めてくるんだ!」


悪魔はそう言って暖炉に向かってステッキを振りました。
すると、4人そっくりの肉体ができました。


「すごいや、ありがとう!」


「ただし、灰で造った偽物だ。
体が濡れたら灰にもどってしまうよ。雨が降る前に戻ってこい」

4人は曇った空の、暗い町中を歩き、
去年親切にしてくれた老婆の家で絶品のシナモンクッキーをもらい、
今はもう廃屋になっているカボチャ畑の主人の家を通り過ぎ、
両手いっぱいにおかしをもらいました。



いよいよ 小さな雨粒が鼻先に落ちて来たので、急いでお屋敷に戻りました。
そのとき、やっと天使が帰って来ました。

 

 

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