ガイとリップは、橙色のカーテンに吸い込まれて行きました。

そこは 真 っ 暗 でした。
前も後ろもわかりません。

 

 

5歩ほど進むと、パッと目の前に明かりがつき、小さなステージが現れました。

 

ステージにはまだカーテンがかかっています。

しばらくすると、カーテンがするすると開きました。

そこには目隠しをした少年が立っていました。

 

 

 

目隠しを取ったかと思ったら、 血 の 涙 を流して泣き出しました。

 

 

「僕はT。生まれてからずっと血の涙を流し続けているんだ。すごいでしょう?」



Tは、自らの涙をコップに溜めると、筆を取り出して絵を描き始めました。

 

 

それは素晴らしい出来の ダ リ ア の絵でした。

 

 

 

「リップ、これは君にあげるよ。」

すてき!どうもありがとう!!」

 

 

「ひとつお願いをしてもいいかな?僕は マ シ ュ マ ロ が好きなんだ。
持っているなら分けてくれない?」

 

 

 

2人は、血だらけの手の平に、マシュマロを置いてやりました。

 

 

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