そこは、酷く荒れた土地でした。
「ここはどこ?」
「君達が眠っている場所さ!」
「荒れ地だよ?僕たちはカボチャ畑に埋められたんだ。」
「ここがかぼちゃ畑だ」
主人がいなくなったカボチャ畑は、すでにひどく荒れ果てていたのでした。
悪魔に先導されて、肉体が埋まっているであろう場所に向かいます。
歩きながら、1人が質問をしました。
「ここで何がわかるの?」
「ヒントをやろう!ここに泥棒が入ったんだ。」
「答えを教えてよ!」
痺れをきらして1人が言いました。
「君達の大事なものを盗んで行くんだ。」
悪魔は立ち止まって 大袈裟な身振りで一人一人を指差して言いました。
「君は、腕。」
「君は、足。」
「君は、ええと、頭。」
「君も、きっともうじきだ」
「・・・そうかな。」
一番最後に、そう言われた彼は、嬉しそうに、はにかみました。