「さぁ着いた。この眼鏡で土が掘り返されている部分を見てごらん。
悪魔は例によって大袈裟な身ぶりで、金色の眼鏡を懐から取り出しました。
渡された眼鏡は、土に潜った骨が、きらきら輝いて見える不思議な眼鏡でした。
4人分の骨は、ばらばらに散らばっていました。
「ここにまた、必ず泥棒がやってくるだろう!
つかまえるんだ。 大切なものを盗まれたなら、取りかえしたいだろう?」
「また来るって、どうして分かるの?」
「頭の数を数えてごらん?」
「1、」
「2、」
「3、」
「4。」
「・・・あれ?」
頭蓋骨が4つあるのです。
なるほど、まだ盗まれてはいないようです。
「さぁ、泥棒が来るのを待つとしよう。」